大阪の賃貸で騒音トラブルがあったらどうする?相談先や対処方法を解説!

大阪の賃貸住宅に住んでいて、「隣の部屋の音が気になる」「音のせいで生活に支障が出ている」という状況になったことがある方もいるのではないでしょうか。騒音トラブルに遭遇した場合、対処したくてもどこに相談したら良いのかわからないものです。

そこでこの記事では、大阪の賃貸住宅で騒音トラブルにあった場合の相談先や対処方法を詳しく紹介します。騒音トラブルに悩んでいる人はぜひ最後まで読んでみてください。

引越しの相談をしてみたいと思った方はこちらのLINEからお気軽にご連絡ください。クロスエステートのスタッフがまずはご相談に乗らせていただきます。

目次

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住所〒542-0083
大阪市中央区東心斎橋1-12-10 21akikoビル4F
営業時間10:00~20:00
定休日不定休
免許番号大阪府知事(2)第57315号
連絡手段電話番号:06-4708-3590
FAX番号:06-4708-3519
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賃貸での騒音トラブルとは?

騒音トラブルとは、近隣の部屋から出る生活音、子どもの泣き声や走り回る音、ペットの鳴き声などで近所同士がトラブルになることです。特に賃貸マンションやアパートなどは、一戸建てと比べて騒音トラブルが起こりやすいといわれています。

1つ1つ独立した一戸建てと比べて、マンションやアパートなどの集合住宅はそれぞれの家が集まっており、隣の家とは天井と床1枚の隔たりしかありません。そのため、自然と音が伝わりやすく響きやすいです。

騒音トラブルの種類

騒音といっても音の種類はさまざまあり、音によって対策方法が異なります。

ここからは騒音トラブルになりやすい音の種類を詳しく解説します。自分が悩んでいる騒音の種類を知ることで、正しい対処方法がわかるでしょう。

空気を伝わってくる音

空気を伝わってくる音として、外から聞こえてくる犬の鳴き声や外で遊んでいる子どもの声、車や電車の走行音などが挙げられます。いずれも音の発生源が自宅の外にあり、空気を介して自宅の窓を通り、室内に音が届きます。

木材住宅に多い合板を使用している壁は、特に空気音が伝わりやすいです。外からの騒音に悩まされている方は、自宅の壁に合板などの軽量素材が使われていないか確認してみましょう。

地面・床・配管・壁などを伝わってくる音

地面や床などの固体が振動することで発生する騒音もあります。たとえば、上階から聞こえる子どもの走る音、近所のトイレや台所の水回りの生活音などです。

これらの騒音は地面・床・配管・壁などを介して自宅へ伝わり、壁や床を震わせることで音が発生します。賃貸の集合住宅の場合は自宅そのものが音の発生源になってしまうことがあり、対策が難しいといえるでしょう。

空気と固体の両方から伝わってくる音

ピアノやドラムなどの楽器音は、空気を伝わってくる音であると同時に固体を伝わってくる音でもあります。近隣から漏れてきた楽器音が、空気を介して自宅に伝わり壁や床を振動させて騒音になるのです。

工事現場から聞こえる機械音や大型トラックの地響きを伴う音などもこれに該当します。床との接地面からダイレクトに振動が伝わるのがこのタイプです。

【タイプ別】大阪市で騒音トラブルにあったときの相談先

ここからは、実際に大阪市で騒音トラブルにあったときの相談先を紹介します。

大阪市では騒音の種類によって相談窓口が異なります。自分が悩んでいる騒音の窓口に問い合わせ、1日も早く騒音トラブルを解決しましょう。

工場や事業場に関する騒音

騒音の種類・工場の機械音や作業音
・事務所や店舗の作業音
・空調機の音
お問合わせ先各環境保全監視グループ
関係する規制の種類法又は府条例に基づく工場、事業場の規制
引用元:大阪府公式HP

工場の作業音や事業場の騒音に悩まされている場合は、大阪市の各環境保全監視グループに相談しましょう。

大阪市の環境保全監視グループは北部、東部、西部、南東部、南西部の5つあり、それぞれ担当の地域が決められています。自宅の区がどのグループに属するのか事前に確認してから連絡しましょう。

建設工事に関する騒音

騒音の種類・建設現場の騒音・振動
・道路工事の騒音・振動
お問合わせ先各環境保全監視グループ
関係する規制の種類法又は府条例に基づく特定建設作業の規制
引用元:大阪府公式HP

建設現場や道路工事の騒音に悩まされている場合も、工場の騒音と同じく各環境保全監視グループが問合わせ先です。各グループは問い合わせの電話番号が異なるので、問合わせ前に確認しましょう。

拡声機に関する騒音

騒音の種類商店の宣伝やBGM飛行機からの商業宣伝放送
お問合わせ先各環境保全監視グループただし、航空機からの商業宣伝放送に関することは大阪府 環境農林水産部 環境管理室 事業所指導課騒音振動グループ(06-6210-9588)
関係する規制の種類府条例に基づく拡声機の使用制限
引用元:大阪府公式HP

拡声機を使用した宣伝放送などの騒音に悩まされている場合も、各環境保全監視グループに相談しましょう。

ただし、飛行機から行われる商業宣伝放送の騒音は、大阪府環境農林水産部環境管理室事業所指導課騒音振動グループが問合わせ先になります。相談先が異なるので注意が必要です。

深夜営業に関する騒音

騒音の種類・飲食店の客の声(午前0時から午前6時まで)
・コイン洗車場の機械音、資材置き場の深夜の作業音(午後11時から午前6時まで)
お問合わせ先大阪府 環境農林水産部 環境管理室 事業所指導課騒音振動グループ(06-6210-9588)
関係する規制の種類府条例に基づく深夜における営業(作業)の時間制限
引用元:大阪府公式HP

深夜営業の騒音に悩まされている場合、大阪市の問合わせ先は大阪府環境農林水産部環境管理室事業所指導課騒音振動グループになります。また、深夜営業の規制対象とならない場合でも事業場によっては規制対象になることもあるので、一度問い合わせてみるのが良いでしょう。

自動車の騒音

騒音の種類自動車の交通騒音・振動
お問合わせ先環境局環境管理部環境規制課交通騒音振動対策グループ(06-6615-7941)
ただし、駐車時の自動車のアイドリングに関することは大阪府 環境農林水産部環境管理室 環境保全課環境計画グループ(06-6210-9577)
関係する規制の種類法又は府条例に基づく道路騒音・振動の限度
引用元:大阪府公式HP

自動車の騒音に悩まされている場合は、環境局環境管理部環境規制課交通騒音振動対策グループに問合わせましょう。大阪市全域でこちらの問合わせ先が相談窓口になります。

また、駐車時の自動車のアイドリングに関する相談は、大阪府環境農林水産部環境管理室環境保全課環境計画グループが問合わせ先です。

生活騒音(隣人トラブル)

騒音の種類・マンションの上下階からの騒音
・趣味で楽器を練習する音
・ペットの鳴き声
お問合わせ先・関係する規制の種類法・府条例による規制はありません。大切な隣人関係をこわさないためにも、当事者、近隣の関係者の皆さんの協力で解決していただく必要があります。
引用元:大阪府公式HP

近隣住民が発生させる生活騒音に対する明確な規制はありません。なぜなら、市民の日常生活自体に制限を加えることになるからです。騒音に迷惑していると相手に直接伝えると、相手が感情的になりさらに大きなトラブルに発展してしまう恐れもあります。そのため、部屋のオーナーや管理組合、管理会社など第三者を通して伝えることがおすすめです。

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自分は大丈夫?騒音チェックシート

近隣住民が発生させる騒音は非常に辛いものですが、反対に自分が騒音を出して近隣住民を困らせている場合もあります。騒音を出す方は、知らず知らずのうちに騒音を発生させてそれに気づかないことも多いです。

以下の騒音チェックシートを見て、自分の生活音が騒音になっていないか確認してみましょう。

  • 掃除機や洗濯機などの大きな音が出る家電を早朝や夜遅くに使用していないか
  • テレビやオーディオ機器を早朝や夜間に大音量で使用していないか
  • 子どもが頻繁に走り回ったり飛んだりして床に振動を与えていないか
  • ペットの鳴き声や話し声が大きな音で響いていないか
  • 静かな時間帯にピアノやドラムなどの楽器を大音量で演奏していないか

日常生活を送っていると生活音はどうしても避けられないものです。ただし、騒音はきちんと対処すればある程度は抑えられます。チェック項目であてはまるものがあれば、マットを敷く、使用する時間帯を考える、など少しずつ改善しましょう。

騒音になる音の大きさの目安

騒音レベルや音の大きさはデシベル(dB)という単位を用います。騒音トラブルに対処するには、具体的に何デシベルがどれくらいの騒音になるのかを正しく理解しておくことが大切です。

ここからは、何デシベルがどれくらいの音になるかを具体的に例を挙げて紹介します。ぜひ参考にしてください。

騒音になる音の大きさ目安表

音の種類デシベル(dB)
ホテルの室内、ささやき声30dB
霊園(昼間)、図書館の館内40dB
役所の窓口周辺、書店の店内50dB
銀行の窓口周辺、ファミリーレストランの店内、普通の会話60dB
蝉の鳴き声、新幹線の車内、バスの車内70dB
ゲームセンターの店内、飛行機の機内80dB
パチンコ店の店内90dB

人によって騒音の感じ方は異なりますが、一般的に騒音と感じるのは50dB以上といわれています。目安として覚えておくと良いでしょう。

騒音トラブルは環境基準(40~60dB)を目安にする

生活騒音は法や府条例による規制がないため、その音が社会生活を営むうえで我慢できるものなのかを個別に判断しなければなりません。ただし、生活騒音の規制基準は各都道府県、市町村で個別に設けられており、環境基準40〜60dBが一般的です。

人間が室内で快適に暮らせる音のレベルは40dBです。50dB以上になると騒音と感じ始め、60dBを超えると無視できないレベルの騒音になります。そのため、日常生活で音を出す場合は、40〜60dBを目安に生活すると良いでしょう。

まとめ

この記事では、大阪の賃貸住宅で騒音トラブルにあった場合の相談先、対処方法、騒音トラブルの種類などを解説しました。現在、騒音トラブルに悩まされている人は1日も早く騒音のない、快適な日常に戻りたいと思っていることでしょう。

この記事で紹介した相談先を参考に、ぜひ快適な賃貸ライフを手に入れてください。

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この記事を書いた人

皆様に支えられ、弊社は今年で10年目を迎えます。今まで多くのお客様のお部屋探しを担当させていただきましたが、初心を忘れず、お仕事をご依頼いただける喜びを感じながら日々お客様対応をさせていただいております。お客様のお声に耳を傾け、お客様の目線に立った提案でお部屋探しをサポートいたします。

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