引越しをする際は、住居の退去費用を請求されることが一般的です。しかし、退去費用にいくらかかるか、不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、大阪の賃貸の退去費用相場や、安く抑えるコツを紹介します。退去費用の内訳も詳しく解説しているため、ぜひ参考にしてください。
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住所 | 〒542-0083 大阪市中央区東心斎橋1-12-10 21akikoビル4F |
営業時間 | 10:00~20:00 |
定休日 | 不定休 |
免許番号 | 大阪府知事(3)第57315号 |
連絡手段 | 電話番号:06-4708-3590 FAX番号:06-4708-3519 LINE |
退去費用とは?
退去費用には、「原状回復」と「経年劣化」の2つの要素が含まれています。
大阪府では、「原状回復」の考え方を以下のように定義しています。
- 退去時の通常損耗などの復旧は、貸主が行うことが基本です。
- 入居期間中の必要な修繕は、貸主が行うことが基本です。
- 上記と異なる特約を定める場合は、貸主・借主双方の明確な合意が必要です。
引用元:大阪府公式HP
一方で、経年劣化は物件の使用年数に応じて、自然に発生する劣化現象を指します。経年劣化による修繕費用は貸主が負担するものとされ、賃料に含まれていることが一般的です。
退去費用の内訳
退去費用の内訳には、ハウスクリーニング代と原状回復費用が含まれます。ここでは、それぞれの詳細について詳しくみていきましょう。
ハウスクリーニング代
ハウスクリーニング代とは、清掃業者に依頼して退去後の部屋の清掃をする費用です。入居時の契約に基づき、ハウスクリーニング代は入居者負担とされ、借主が負担することが一般的です。
部屋の規模や状態によって異なりますが、ワンルームや1Kの場合、ハウスクリーニング代の相場は25,000円から40,000円程度とされています。
原状回復費用
原状回復費用とは、賃貸物件を元の状態に戻すために発生する費用です。通常の使用による損耗や経年変化は含まれず、借主の過失や故意の行為によって生じた損傷の修繕費用を指します。
たとえば、壁についたタバコのヤニやこぼした液体によるシミなどがこれに該当します。敷金と相殺して残金があれば、借主に追加で請求されるでしょう。
【間取り別】大阪の賃貸の退去費用の相場
ここでは、大阪の退去費用の相場を間取り別にまとめました。
間取り | 退去費用相場 |
ワンルーム・1K | 25,000~40,000円 |
1DK・1LDK | 30,000~50,000円 |
2DK・2LDK | 40,000~80,000円 |
3DK・3LDK | 50,000~100,000円 |
4DK・4LDK | 90,000円~ |
ただし、同じ間取りでも、広さや物件の状態によって異なる場合があります。たとえば、広い部屋ほどクリーニングや修繕の範囲が広がるため、費用も相応に高くなるでしょう。
物件ごとに退去費用の目安が提示される場合があるので、事前に確認するのがおすすめです。
退去費用を決める要因・要素
退去費用の決定に影響する主な要素は、以下の3つです。
- 間取り
- 居住年数
- 床面積
部屋の間取りは、退去費用において重要な要素です。部屋数や配置の違いによって、修繕やクリーニングの範囲が異なり、それに応じて退去費用が変動します。
また、入居期間の長さも退去費用に影響を与えます。長期間の居住によって部屋の設備や建物自体の経年劣化が進み、その修繕費用が発生するでしょう。
部屋の広さも退去費用に反映される要素の1つです。広い部屋ほど清掃や修繕の範囲が広がり、それに伴って費用も増える傾向があります。ただし、具体的な費用については物件ごとに事前に確認しましょう。
大阪府営住宅の退去費用
大阪府営住宅(公営住宅)は、低所得者向けに提供される賃貸住宅です。退去時には、入居期間中の住宅の検査が行われ、補修や費用が退去者に求められます。入居期間中に発生した汚損や破損などは、退去者の負担になるでしょう。また、全てのカギを返却も求められます。
ただし、生活保護を受給している場合は、補修費用が敷金の返還額を超える場合でも一部免除されます。生活保護を受けている方は、「住宅返還届」の提出時に「生活保護受給証明書」を添付することが必要です。
大阪で退去費用を安く抑えるコツ
引越し費用はまとまったお金が必要なため、退去費用を安くしたいと考える方も多いのではないでしょうか。
そこでここでは、大阪で退去費用を安く抑えるコツを5つ紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
入居時の状態を記録しておく
入居時には、部屋の状態を詳細に記録しておくことが重要です。入居前に部屋のキズや設備の故障、不具合の有無を確認し、現況確認書を作成しましょう。
これにより、退去時に生じた損傷と既存のキズを区別しやすくなります。入居時の正確な状態確認は、退去時の費用を安く抑えるための重要な手段です。
定期的に掃除をしておく
退去費用を抑えるには、定期的な掃除が重要です。特にキッチンや浴室、洗面所などの水回り設備は、こまめな清掃が欠かせません。
特にキッチンは、油汚れが原状回復の費用につながります。油汚れがたまると落としにくくなるため、定期的に掃除しましょう。また、洗面台や浴室も換気や定期的な清掃を怠ると、退去時の清掃では完全に取り除けないため注意しましょう。
退去時に残置物を残さない
退去時は、個人の所有物や設備を残さないことが重要です。私物を残すと撤去費用が請求される可能性があります。
また、無断でエアコンを残している場合も同様です。エアコンをそのまま残したい場合は、事前に管理会社やオーナーに相談し、許可を得るようにしましょう。
補修キットで穴や傷を直す
賃貸の退去費用を節約するための効果的な方法として、補修キットを活用して部屋の穴や傷を自己修復することが挙げられます。
たとえば、壁にできた小さな穴やキズは、補修キットを使って修繕すれば、原状回復費用を支払う必要がなくなる場合があるでしょう。ただし、補修が必要な範囲や製品の使用方法については、管理会社に相談することが重要です。
部屋でたばこを吸わない
部屋の中でたばこを吸うと、壁や建具がヤニで汚れる可能性があります。このような汚れは、退去時に原状回復費用として全面的な壁紙の張り替えや特別な清掃が必要です。
また、換気扇の下でのたばこの吸い殻にも注意しましょう。たばこの臭いや汚れは深刻であり、除去するためには通常の清掃だけでは不十分な場合があります。
大阪で退去費用に関するよくあるトラブル
住居を退去するにあたって、退去費用のトラブルが起こる可能性があります。ここでは、よくあるトラブルの例をいくつか紹介します。退去時にトラブルに巻き込まれないように、事前にチェックしてみてください。
元々あった傷の修繕費用を請求された
退去時に、入居時からあったフローリングや壁のキズなどの修繕費用を請求される場合があります。これは、入居時の状態について、管理会社やオーナーと借主の間で共通認識がないことが主な原因です。
そのため、入居時に部屋の状態をチェックリストや平面図に記入し、デジカメやスマートフォンで写真を撮影しておきましょう。
一部の傷だけでなく、全面の張り替え費用を請求された
退去時に壁の一部にキズをつけた場合、管理会社やオーナーから全面の壁紙の張り替え費用を請求されることがあります。
通常、壁のキズの修繕費用はそのキズがある部分の面積に応じて請求されますが、色合わせや柄合わせが難しい場合に全面の張り替えが必要です。このようなケースでは、キズの部分だけでなく、壁全体の張り替え費用が請求されることがあります。
敷金が返されない
敷金は通常、退去時に全額戻ってくるお金ですが、違約金や退去時の修繕費用が差し引かれることがあります。
しかし、なかには不動産会社やオーナーが無理な理由をつけて、敷金を返還しないケースもあります。これは違法な場合もあり、入居者が正当な理由で反論することが必要です。自分の権利を理解し、適切に対処しましょう。
まとめ
この記事では、大阪の賃貸の退去費用について紹介しました。
大阪の賃貸を退去する際は、ハウスクリーニング代や原状回復費などの退去費用が必要です。退去費用は、間取りや居住年数、敷地面積などで異なります。また、退去費用に関するトラブルも起こりうるかもしれません。
この記事を参考にして、退去費用に関する知識をしっかり身に付けましょう。
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