大阪に住んでいる方の中には、借金の返済に困り、債務整理を検討している方もいるでしょう。債務整理をすると、住んでいる賃貸を追い出され、さらに新規で賃貸契約ができないのではないかと気になる方も少なくないのではないでしょうか。
実際のところ、債務整理をしても、すぐに今の家を追い出されるわけではありません。
そこでこの記事では、大阪で債務整理後でも賃貸契約を結ぶコツを解説します。大阪で債務整理を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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| 住所 | 〒542-0083 大阪市中央区東心斎橋1-12-10 21akikoビル4F |
| 営業時間 | 10:00～20:00 |
| 定休日 | 不定休 |
| 免許番号 | 大阪府知事（3）第57315号 |
| 連絡手段 | 電話番号：06-4708-3590 FAX番号：06-4708-3519 LINE |
債務整理とは？
債務整理とは、借金の返済に悩んでいる場合に、減額したり猶予を持たせたりする手続きです。ここでの借金には、キャッシングやクレジットカード、住宅などのローンが含まれます。
債務整理には、主に以下の3種類があります。
- 自己破産
- 個人再生手続き
- 特定調停
これらの状況に応じて、債務整理を行わなければいけません。専門的な内容であるため、大阪で債務整理を検討する場合は、専門家に相談するのがおすすめです。適切な方法でなければ、賃貸契約にも影響を及ぼす可能性があります。
債務整理のメリット・デメリット
大阪で債務整理を行うのであれば、メリット・デメリットを理解しておく必要があります。理解せずに債務整理を行うと、信用情報機関に情報が登録され、賃貸契約に影響がでるかもしれません。
以下でそれぞれ解説していきます。
債務整理のメリット
大阪で債務整理を行うメリットは、以下のとおりです。
- 借金の減額や返済義務が免除される
- 支払いの猶予を設けられる
債務整理を行う最大のメリットは、借金の減額、または免除を受けられる可能性があることです。毎月の返済が少なくなれば、金銭的に余裕のある生活を送れるようになるでしょう。
また、支払いの猶予期間を設けられるため、会社や家族に借金を知られるのを避けることも可能です。ただし、裁判上の請求は停止されないため注意しましょう。
債務整理のデメリット
大阪で債務整理を行うと、信用情報機関に事故情報が登録されます。つまり、ブラックリストに載るリスクがあるのです。
しかし、債務整理をして事故情報が登録されたとしても、期間が経てばローンを組んだりカードを発行したりできます。債務整理の種類によってもデメリットが異なるため、専門家に確認しましょう。
債務整理をしても家を追い出されることはない
債務整理をすると、住んでいる賃貸を追い出されてしまうことを心配をする方もいるのではないでしょうか。
結論、債務整理が原因で家を追い出されることはありません。以下で詳しく解説します。
債務整理前に契約した賃貸には影響しない
債務整理以前に契約している賃貸であれば、影響しないことが多いです。なぜなら、債務整理は生活再建のために法律で定められている制度であり、契約を解除できる不当な理由にはならないからです。
そのため、賃貸契約をして住んでいる家を追い出される心配はないでしょう。他に不当な理由がある場合でも、すぐに追い出すことはないでしょう。
家賃を滞納している場合は解約の可能性
先述したように、債務整理をしても結んでいる賃貸契約には影響はありません。しかし、一定期間の家賃を滞納している場合は、賃貸契約を解約される可能性が十分にあります。
3ヶ月以上滞納が続く場合は、信頼関係が崩れ解約のリスクが高まります。そのため、家賃が払えないときは、大家さんに相談しておくのが良いでしょう。
債務整理後の賃貸契約は危険
債務整理後は、賃貸契約ができない可能性があります。なぜなら、債務整理を行うとブラックリストに載り、保証会社はその情報を確認するからです。
そのため、大阪で債務整理した場合は、以下で紹介するコツを必ず確認しておきましょう。
債務整理後でも賃貸契約を結ぶコツ
債務整理後でも、賃貸契約を結ぶコツがいくつかあります。
- 公営住宅に申し込む
- 不動産管理会社に相談する
以下で、それぞれ詳しく解説するのでみていきましょう。
公営住宅に申し込む
はじめに、各都道府県には自治体が運営している公営住宅があります。公営住宅は大阪にもあり、債務整理後でも賃貸契約がしやすいという特徴があります。
家賃が安いのはもちろん、自治体は信用情報を確認できないため審査に影響されないです。ただし、収入の上限が決まっていたり、応募が多い場合は抽選になったりと誰しもが契約できるわけではないので注意しましょう。
不動産管理会社に相談する
債務整理後に賃貸契約をする場合は、不動産会社に正直に相談することをおすすめします。
不動産管理会社は、信用情報に事故情報があることよりも、入居後に家賃をしっかりと払えるかを重要視します。そのため、現在の収入や借金返済などの事情を伝えることで、支払い能力を適切に判断してくれるでしょう。
債務整理後に賃貸契約以外で気をつけること
大阪で債務整理を行うと、賃貸契約以外にも以下の制限がかかります。
- クレジットカードの作成・利用
- スマホの分割購入
- 新規の借入
- ローンの組み立て
- 連帯保証人になること
債務整理を行うと信用情報に事故情報が記載されるため、クレジットカードの作成や利用が制限されます。また、スマホを購入することは可能ですが、分割で購入できないため一括で支払わなければいけません。
さらに、自分がお金を借りたりローンを組んだりすることができないだけでなく、誰かの連帯保証人になることもできないので注意しましょう。
債務整理後の賃貸契約についてよくある質問
ここでは、債務整理後の賃貸契約についてよくある質問をまとめました。それぞれ解決していきましょう。
債務整理したら賃貸からは追い出されますか？
債務整理をしても、現在住んでいる賃貸から追い出されることはありません。ただし、家賃の支払いを滞納している場合は追い出されることもあるでしょう。
家賃を滞納している場合は、債務整理前に大家さんや管理会社にきちんと説明しておくことが重要です。
債務整理後すぐに引っ越しすることは可能ですか？
債務整理後でも、すぐに引越しすることは可能です。ただし、新しい賃貸契約をすぐにできるかは別問題です。信販系の保証会社は債務整理の記録を見ることができるため、審査に通らない可能性もあります。
債務整理後に賃貸契約をする際は、公営住宅に申し込む、管理会社に相談するなどしておくと良いでしょう。
大家や仲介業者に債務整理したことがバレますか？
大家や仲介業者は、信用情報をみることはできないため、バレません。万が一、知ったとしても債務整理を理由に賃貸を追い出すことはできないので安心してください。
家賃をクレジットカード払いにしている場合はどうすればいいですか？
家賃をクレジットカード払いにしている場合、債務整理後は利用できなくなります。管理会社に相談して、支払い方法を変更できないか確認すると良いでしょう。
クレジットカードしか対応していないのであれば、供託したり弁護士に交渉してもらったりする必要があります。デビットカードは作成できるため、対応しているのであれば検討しましょう。
まとめ
この記事では、大阪で債務整理した場合に賃貸契約ができるのかという疑問について詳しく解説しました。
実際のところ、債務整理をしても現在結んでいる賃貸契約に影響はありません。ただし、家賃を滞納している場合は解約のリスクがあります。
また、債務整理をすると信用情報機関に事故情報が記載されるため、賃貸契約に必要な保証会社の審査に通りにくくなります。この記事を参考に、債務整理後の賃貸契約について理解したうえで検討しましょう。
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