社会人になるタイミングや、行きたい大学を決める際に一人暮らしを検討される方も多いのではないでしょうか。しかし、一人暮らしを親に相談すると反対されるケースも珍しくありません。
それでは、なぜ親は一人暮らしに反対するのでしょうか。反対する理由がわかれば、親に対策を説明し、説得することもできるかもしれません。
この記事では、親が一人暮らしに反対する理由や、反対された時の対処法を徹底解説します。一人暮らしをしてみたいけれど、親に反対されていて諦めかけているという方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
親が一人暮らしを反対する理由
ここでは、親が一人暮らしに反対する理由を社会人と学生に分けて解説します。それぞれ詳しく見ていきましょう。
社会人が反対される理由
社会人が反対される理由としては、親に問題があるケースがほとんどです。いわゆる「過保護」と言われるケースです。以下で細かく見ていきます。
親が子離れできていないから
社会人なのに一人暮らしを反対されるのは、親が子離れができていないケースがほとんどです。親が生きているうちは、子供になんでもやってあげたいという典型的な過保護タイプです。
しかし、自分がいなくなった後のことを考えていないので、ある意味無責任だともいえるかもしれません。子離れできない親は一定数いますが、厄介な場合が多いです。
わざわざお金を使わなくていいから
実家に住んでいれば、家賃や光熱費などを払わなくて済みます。そのため、わざわざお金を使わなくてもいいように、親は一人暮らしに反対するのです。
確かに実家に住めば貯金をすることはできますが、このままではいつまでもお金の大切さや使い方がわかりません。
親自身が寂しいから
親自身が寂しく、一人暮らしに反対するケースもあります。
例えば、父が先に亡くなっており、母しかいないケースがよくあります。親子の仲がいいのはとても良いことです。
しかし、自分が寂しいからと一人暮らしに反対するのは、子供に依存しているといえます。一人暮らしをしてもずっと会えなくなるわけではないので、しっかりと理由を話して理解を得ましょう。
学生が反対される理由
学生が親に一人暮らしを反対されるのは、心配事が多いからです。以下で、理由について詳しく解説していくのでみていきましょう。
金銭面での心配
学生が反対される理由のほとんどが、金銭面での心配です。独り立ちしていない学生ならではの理由だと言えるでしょう。
安定した収入がないため、アルバイトや仕送りで生活費などを捻出しなければいけません。学校生活が忙しくアルバイトができない環境で、お金の管理ができないのではないかと心配してしまうのです。
食生活での心配
大学生の一人暮らしでおろそかになりがちなのが、食生活です。
親は一人暮らしをして、食事を3食しっかり摂るのか心配しています。また、3食摂ればいいわけでなく、栄養バランスも必要です。
そのため、親はなおさら食生活を心配するでしょう。特に、実家にいる時に料理をあまりしていなければ、なおさらに自炊をするかと心配します。
【女性】犯罪面での心配
女性の場合は、ストーカーや不審者などの犯罪に巻き込まれないか親は心配するでしょう。一人暮らしだと、親は子供が犯罪に巻き込まれていることに気づくことができません。
また、防犯対策をしっかりとしているのか不安になる親もいます。
自己管理面での心配
金銭面や食生活以外にも、自己管理面で心配に思う親もいます。中には、一人暮らしをして大学や専門学校へしっかりいくのか、勉強はするのか、と学生特有の不安を抱える親は多いです。
特にこれまで親に起こしてもらっていたり、家事を任せていたりしていれば、一人暮らしで規則正しい生活をしっかりできるのかを心配します。
親に一人暮らしを反対された時の対処法
親に一人暮らしを反対された時の対処法について、以下で詳しくみていきましょう。
一人暮らしのメリットをしっかり伝える
一人暮らしのメリットをしっかり伝えることが大切です。一人暮らしをするメリットとして、以下が挙げられます。
- 金銭管理や自己管理の能力が身につく
- 通学時間が短くなり、学業に専念できる
- 生活能力が向上する
一人暮らしで得られるメリットをしっかりと伝えて、自分が自立したい思いを伝えるのが大切です。
一人暮らしをしたい理由を伝える
親を説得するには、一人暮らしたい理由をしっかりと伝えましょう。1度反対されたからといって、話し合いを避けていてはいけません。
親を説得するには、理由をしっかりと伝えて納得してもらうのがベストです。親に話す前に、なぜ一人暮らしをしたいのかをもう1度考え直しましょう。
そうすることで、親も子どものためならばと納得してくれるでしょう。
金銭面で自立できることを具体的に伝える
一人暮らしに反対する理由の中には、金銭面で心配する声が多いです。金銭面で自立ができることを具体的に伝えましょう。
引越しの際の初期費用
一人暮らしを始めるには、引越しの初期費用が必要です。引越しの初期費用は、家賃の4〜5ヶ月分といわれています。他にも家具家電、引越しの費用が必要です。
社会人であれば全額用意しておくのが良いでしょう。しかし、学生が全額用意するのは簡単ではありません。少しでもバイト代を貯金しておくと、親も安心して納得しやすくなります。
家賃
家賃の目安は「手取りの3分の1以下」だといわれています。あまりにも家賃が高いと、親は支払いができるのか不安です。具体的にどれくらい手取りがあって、家賃はこれくらいだから大丈夫だと具体的に示せると親は安心します。
学生の場合であれば、バイト代の計算や奨学金などの数字を具体的に示しましょう。
生活費
厚生労働省が公表している「令和4年賃金構造基本統計調査」を元に、生活費を表にまとめました。
生活費 | 費用(円) |
食費 | 39,069 |
光熱費 | 13,098 |
日用品・消耗品 | 10,534 |
保険医療費 | 7,384 |
交通・通信費 | 19,303 |
その他 | 31,071 |
単身者全体の平均では、家賃を除いて約12万円です。もちろん、自炊をするしない、趣味にお金を使う使わないなどによって変わります。親に支払いがしっかりとできると具体的に示して、安心させましょう。
住む場所や家の情報を親と共有する
一人暮らしに反対する理由としては、単純に子どものことが心配なことが挙げられます。住む場所や家の情報はしっかりと共有しておきましょう。
また、親は周辺の環境についても心配しています。住む場所は一緒に内見にいくのも、親を安心させる1つの方法です。
女性であればオートロックや2階以上であるかなど、防犯対策がしっかりされているのかも親に共有しておきましょう。
第三者を入れて話し合いをする
自分だけで親を納得できない場合は、第三者を交えて話し合いをするのがおすすめです。親は子どもが一人暮らしを想像できずに、心配しているケースがほとんどです。
そのため、実際に一人暮らしをしている親戚や友人を交えて話し合いをして、一人暮らしをする想像をさせましょう。
親の協力がないと何に苦労する?
引越しの時に親の協力がないと苦労することでしょう。実際にどのようなことに苦労するのかを、以下で解説していきます。
賃貸の審査に連帯保証人が必要
一般的には、賃貸契約時に連帯保証人が必要であるケースがほとんどです。また、連帯保証人の審査に通りやすいのは、3親等以内の親族で年上であるため、両親が好ましいです。親戚に頼んで審査に通った場合でも、両親にバレない保証はないので現実的ではありません。
しかし、近年では連帯保証人が不要の物件も多くなってきました。事前に不動産へ事情を説明して、相談に乗ってもらうと良いでしょう。
身元保証契約の保証人が必要
企業のほとんどが、身元保証契約の保証人が必要です。しかし、両親でなくても親戚や友人にお願いして良い場合もあります。
また、提出の義務はないので、しなくても問題はありません。しかし、会社としてもリスクはなるべく避けたいのが本音です。
まとめ
この記事では、親が1人暮らしに反対する理由や納得する方法について詳しく解説しました。
社会人であれば、親に問題があるケースがほとんどです。一方で、学生は金銭面や食生活などを心配する親が多いです。親が一人暮らしに反対する明確な理由を理解し、親を説得しましょう。
親としっかりと話し合いをして、自分でできることを伝えましょう。どうしても説得できない場合は、第三者を交えるのもおすすめです。
親も鬼ではないので、子供のために最大限向き合ってくれることでしょう。